先日、3月18日の陸奥新報に院長の6回目のエッセイが掲載されました。
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「失望の中で」
昨年末、安倍首相の靖国神社参拝は中韓両国の猛烈な反感を買い、いまだ首脳会談を開けない状態である。さらに米政府は「失望した」と異例の批判をした。
そんな重苦しい雰囲気の1月末、全く新しい万能細胞STAPを作製したとのニュースは、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授以来の快挙と受け止められた。しかし発表した論文について、画像の取り扱いで意図的にはめ込んだような跡があり、さらに実験方法の記述について他人の論文を引用文献とせず写しているとの問題点が指摘された。理化学研究所の小保方晴子さんは、論文撤回に同意との事。早急の決着が望まれる。
2月の初旬、驚くべき告発記事が「週刊文春」に特集された。全聾の作曲家としてNHKスペシャルで取り上げられた佐村河内守氏に、ゴーストライターがいたというのだ。新垣隆氏は18年間で20曲以上を提供。自らを共犯者と呼び謝罪した週刊誌の記事は、私の脳天を真っ白にした。
佐村河内氏の代表曲とされた交響曲第一番「HIROSHIMA」を聞き込んでいた私は昨秋、「新潮45」で発表された音楽評論家野口剛夫氏の批判記事を読んでも、プロはそんな風に思うのだとしか考えず、疑問は抱かなかった。
また津波で母親を失った少女や義手のバイオリニスト・みっくんは佐村河内氏から曲を贈られていた。両者の怒りと悲しみは、想像を絶するものがある。報道は事実か否かを十分裏付けを取ってからするのが当然の話である。彼を称賛したマスコミ各社の責任はあまりにも大きい。
翻って医学の世界に目を転じてみると、ここ数年は研究不正の報道が多いと感じる。2年前、東邦大学の麻酔科医が発表した172本の論文にデータ捏造が発覚した。
さらに世に衝撃を与えたのは、ノバルティスファーマ社が販売した降圧剤バルサルタンの臨床試験疑惑である。京都府立医大、東京慈恵医大、滋賀医大、千葉大、名古屋大の5大学での臨床検査にノ社の社員が関わり、脳卒中予防効果もあると、同社に都合の良いデータ解析に操作されていた。しかもノ社から奨学寄附金として、5大学に総額11億3000万円を支払っていたことが明らかになった。
不正に厳しいアメリカでは、研究者への金銭や便宜の提供はコーヒー代まで製薬会社に開示を迫り、報告漏れは1件につき最大1万ドル(約102万円)の罰金が科せられるなど厳しい。この法律は「サンシャインアクト」と呼ばれ、白日の下にすべて明らかにするとの意味。日本でもこんなルールができる日がくるのだろうか?
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いつまでも、少年の心のままのピュアで純粋な院長。佐村河内さんのニュースを聞いたときは、本当にショックを受けていました。
お金儲けの為に、院長他多くの方を騙すなんて本当に許されないことですよね。
そんな院長の元気の源はお食事!
院長秘書が作ってくださった院長の大好物「行者にんにく」のスープ!
行者にんにくはにんにくよりもアリシンを豊富に含んでいて、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果があります。また、アリシンには、免疫力を高め、がんの予防にも効果があると言われています。更に、血行促進により、冷え性や動脈効果、血栓の予防にも効果的とされています。
そんな栄養満点の行者にんにく入りの美味しいスープ♪
院長は美味しい美味しいと満面の笑顔です!
院長秘書いつも美味しいスープを有難うございます!(^^)!
私たちも院長と一緒に美味しいスープをごちそうになり、栄養をつけて院長の力になれるよう日々努めています。
薬局Tでした☆