2007年夏、都内2カ所の名立たる某病院にて右乳房「非浸潤性乳管癌」との診断を受け、すがる思いでサードオピニオンを求め横内醫院へ。検査後、横内医師の「癌活動は見られない」の一言でホッと胸をなで下ろしました。
しかしながら、母親の胎内にいる時から持っている悪玉ウィルスが自身の身体に悪影響を及ぼしていること。その症状のひとつが癌症状と紛らわしい異常 症状を引き起こしているのも事実との先生の診断により、先生のアドバイスのもと、食生活を始めとする生活習慣全般の見直しがスタート。同時に漢方薬の服用 も始まり、こちらは約1年半に及びました。毎日処方された漢方薬を煎じ、日に2回服用したのですが、正直途中で“やめてしまいたい衝動”にかられたことも 多々ありました。
一番辛かったのは、乳製品を頂けないこと。普段から牛乳そのものはほとんど口にしませんが、バター、チーズ、洋菓子などは好物なので悲しかったデス (:_;) でもこんなこと思うのも口にするのも、贅沢なことですよね……。実際に癌と戦っている大勢の患者さんがいらっしゃるというのに……。
今振り返ってみても、辛かったのは、漢方薬と乳製品のことくらいでしょうか? また横内醫院への通院をきっかけに、思いきって歯の治療(9本の歯の 詰物を全てメタルフリーのセラミックにかえる)をいたしました。これにより、健康面、審美面共に大きな収穫をえたように思います。
先生の治療方法については、当院の紹介者である友人から説明を受けておりましたし、パワーテストや気功といったものも、かねてから自身が興味を持っていた分野であり、ある程度の知識があったことから全く抵抗はありませんでした。
ただ先生の診断が驚異的に早いので、正直「本当に大丈夫かな……」とチラッと頭を過ぎったことが初期の頃にありました。(すみません…(^^ゞ)) とはいっても、先生には全幅の信頼を寄せているので、通院がむしろ楽しみでもありました。現在は半年に1回の通院です。
ときどき、横内先生との出会いがなければ……と、ふと思うことがあります。もしかしたら身体のみならず、心や精神も傷ついた「私」が「現在の私」だった可能性もあったことを思うと、ご縁を頂いたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。