昨日は、母の日でしたね。
皆さんは、何を贈りましたか?また、何を贈られたのでしょうか?
街中では、お花屋さんがいつも以上に華やかさとカラフルな色に溢れ、多くの人で賑わっていました。
母の日は、日頃の母の苦労を労い、母への感謝を表す記念日。
日本やアメリカでは5月の第2日曜日にお祝いしますが、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。
例えばスペインでは5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは5月の最後の日曜日に当たるそうです。
日本だけの感謝dayではなく、世界中である行事ということは
人種、文化が異なっていても、人間、母を思う心は、やはり万国共通なのですね。
母の日の起源は、アメリカで日曜学校の教師をしていた母が亡くなり、
娘さんが教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈りました。
母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、
1908年5月10日に同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝いました。
参加者全員に、母が好きであった白いカーネーションを手渡し、このことから、カーネーションが母の日のシンボルとなったそうです。
そして、友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案し、
1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められました。
日本では1949年ごろからアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになり、
日頃の感謝を込めて、カーネーションなどを贈るのが一般的となりました。
院長は、私たちスタッフにも、様々なことを教えてくださり、常に感謝する気持ちを教えて下さいます。
そして日々いじわるな質問をされています。(笑)
今日も新聞に掲載されている、週間漢字に載っていた漢字を質問され、スタッフ全員答えられませんでした。
ちなみに漢字は「鷹揚」 「図南の翼」 「鴻鵠の志」です。 皆さんは、読めましたでしょうか?
答えは、「おうよう」 「となんのつばさ」 「こうこくのこころざし」です。
院長は当然のことながら、全問正解でした。さすがです!!院長は青森出身で弘前高校の卒業生です。
先日、桜が満開だと弘前公園のブログにも書きましたが、弘前公園は別名、鷹揚園ともいわれています。
鴻鵠は、おおとりと白鳥の意で、大人物の比喩です。そしておおとりは、大鵬これは中国に伝わる伝説の鳥で、院長の卒業した、青森県立弘前高校の校章のマークにもなっています。
それと、伊藤若冲の絵にも大鵬は描かれていて、「旭日鳳凰図」があります。
旭日鳳凰図は、羽を広げる雄の鳳凰で描かれ、裏彩色(裏透けする絹本の特徴を活かし裏側から彩色することで、顔料の彩度を保持しながら微妙な色彩効果を画面へ与える技法)によって描かれる鳳凰のレースのような純白の羽の美しさは、写真で見ていてもとても美しいです。
美しい芸術のすばらしさを、見て感じることを大切にし、愛情、感情豊かな人間に、
そして日頃から、何事にも感謝できる事を心がけ、人からなにかしてもらったら、ありがとうと素直な言葉がいえる様な人でいたいですね。
薬局Hでした。