パワーテストが正しかった(乳癌:女性)

青色の睡蓮

2011年6月、お風呂に入ろうとした時に、左のブラジャーに血のようなシミが付いているのに気が付きました。「えっ!乳頭から出血!」乳頭をつまんでみますと、血のような茶色の液体が流れ出てきました。病院で診てもらったほうがいいと思い、癌研有明病院へ行きました。

マンモグラフィー、超音波、細胞診、乳頭内視鏡検査を受けた結果、癌の疑いあると言われ、バコラ生検も受けました。結果は浸潤癌。「癌です。乳頭近 くに腫瘍があり、乳頭乳腺癌です」と言われました。良性の乳頭腫か非浸潤癌だろうと思っていただけに、とてもショックでした。友人に乳癌になったと告げた ところ、東中野の横内醫院に行って乳癌が消えた人がいると教えられ、すぐに電話をかけ予約を取りました。

9月の初旬、癌研有明病院の検査結果をもって診察室に入りますと、恰幅のよい横内先生がいらっしゃいました。パワーテストによる診断後、「残念だが 乳癌だ」と言われました。牛肉、乳製品、玄米を食べないようにする、気の入ったテープを患部に貼る、そして3種類の煎じの漢方薬を処方されました。母が膵 臓癌で亡くなっていることもあり、体質を変えたいと思い、毎月通うことにしました。

10月の診察時に、癌研で温存の手術を受けることになっていると言いますと、横内先生はMRIの画像を見ながら「私も温存でいけると思う」と言われ ました。バコラ生検後、脇が腫れていましたので、脇への転移を心配していると言いますと、パワーテストで診てくださり、「多分転移していないと思うよ」と 言われました。

10月下旬に癌研有明病院にて、温存の手術を受けました。脇が腫れていたため、センチネル生検で3カ所取って調べましたが、転移は認められず脇の郭 清はされませんでした。11月の診察時に横内先生に、「癌はきれいに取れているよ」と言われ、「先生の言うとおり脇に転移がありませんでした」と言うと 「僕の言ったとおりでしょ」と言われました。癌がなくなりましたので、抗癌作用のある漢方はもう煎じなくてよいと言われ、2種類の漢方薬を処方されまし た。

その後12月に癌研有明病院の病理結果が出ました。断端陽性で再手術が必要。手術後の治療は、癌の浸潤径は0.1cm以下ですので、再手術後は無治 療経過観察と言われました。乳頭方向と右側、左側の断端(切除面)にいくつもの癌細胞がありますので、乳房全摘する必要があると言われました。横内先生に 癌はないと言われていましたし、すっかり癌は取り切れていると思っていただけに再手術が必要と言われた時は、「えっ! うそー。また手術を受けなければい けないなんて……」と、全摘後の無治療経過観察なのは嬉しかったけれど嬉しさ半分といった気持ちでした。

癌が残っているのなら、抗癌作用のある漢方を飲んだほうがよいのでは? と思い、横内醫院に「病理の結果が出て、癌が残っていると言われ再手術する ことになりましたが、このままの漢方薬でいいのでしょうか? 抗癌作用のある漢方を処方していただけませんか?」と電話をかけてみました。すると折り返 し、「横内先生の診断は変わらないので、漢方薬はこれまでどおりのものをお飲みください」との返事でした。

12月の診断では部屋に入るなり、横内先生は「癌が残っていたんだって? 今までにパワーテストで診断が間違っていたことは1回もなかったのに。く やしいなぁ。くやしいなぁ」と連発されていました。再度パワーテストで診てもらっても「癌はないねぇ」とおっしゃり、漢方薬の変更もないまま診察は終わり ました。

その後、年の瀬に癌研有明病院で全摘の手術を受けました。ところが、2012年1月に癌研有明病院に再手術の病理診断の結果を聞きに行ったところ、 手書きの図のようなものを見せられ、「X印は、手術の痕という意味です。前回の手術の切断面の周りしか調べてないですが、手術の痕しかありませんでした。 手術の痕のところに顕微鏡では見えなくても癌細胞はあるかもしれないけど」と言われました。

「え!! 癌が残っているって言われたから、手術をしたのに? 癌が無かった? 断端にはたくさん癌細胞があったのに、残りの断端には癌がひとつも残っていなかったってことがある?? 痛い思いをして再手術したのに!!」

手術をする前に聖路加病院にセカンドオピニオンに行った際、温存できると思うと言われましたが、その場合は放射線が必須だということでした。癌研で 生検の針痕も含めきれいに癌が取りきれていると判断できたら、放射線はしないと言われたと言うと、「癌研は病理に自信があるのでしょうけど、一般的には、 温存の場合放射線は必要」と言われました。放射線は当てたくありませんでしたし、癌研の病理が、そんなに信頼できるものならと思い、癌研で手術することを 決めたのです。

それなのに再手術したら癌はなかったのです。癌の専門病院の病理検査結果よりパワーテストのほうが正しかったのです。「パワーテストを侮るべから ず」です。実は、レーザーを当てながらのパワーテストで本当に病状が分かるのだろうか? と思っていたのですが、パワーテストの正確さを信じざるをえませ ん。

2月に横内先生の診察を受けた際、再手術の病理の検査結果が出て、癌が無かったことを告げますと、「よく癌研の先生は、癌がなかったと正直に話してくれたね。パワーテストを今の医学が採り入れないのがおかしいのよ」と言われました。先生はとても嬉しそうでした。

癌研の先生に「癌になった原因は、なんなのでしょうか?」と尋ねたことがありますが、「遺伝子の病気だからね」と言われ、答えはもらえずじまいでし た。それに対して、横内先生は、ウイルスや細菌に感染していて癌になりやすい体に、癌のエサとなる牛肉、乳製品を好んで食べていたため、癌にかかったのだ と説明してくださいました。

もし、横内先生に出会っていなければ、乳癌の再発や転移を恐れていたかもしれません。でも今は、先生に言われたとおり、漢方を飲んで、一切乳製品、牛肉、玄米を食べない生活を送れば、再発や転移の心配もなく健康に過ごせると確信しています。

横内先生は、「乳癌のことは心配いらないよ」とおっしゃってくださいました。今は、ウイルスと細菌感染の改善と、子供のいない私達夫婦に子供が授か るよう先生に診てもらっています。癌の専門医であられる横内先生ですが、不妊症の患者さんも診ておられるそうです。横内先生の気と漢方で、お腹に子供が 宿ってくれることを心待ちにしています。

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