「グランオペラ」☆彡

みなさん、こんにちは!

 

大分気温も下がり、秋から冬へと季節が移りつつありますが、体調は崩されていませんでしょうか?

しっかり防寒対策をしつつ、なるべく電磁波を避け冬に備えて下さいね。

 

 

さて、まだまだ11月は気象学的には秋。ということで、今回も秋らしく芸術について書きます^_^♩

 

 

先週の水曜日

「本当に素晴らしいです!!こんなに素晴らしい本を、ありがとうございます!!」という、院長の大きな電話で話す声が聞こえて来ました。

何かと言いますと。。。

 

 

院長のお知り合いで、以前ブログで紹介させて頂いた摺り師、荒木直哉さんから素敵な贈り物が届きました。

 

 

 

 

 

「グランオペラ・スペシャルエディション」というとても分厚くてしっかりとした大きな本が贈られて来ました。

 

 

 

この本は、日本とフランスの文化交流90周年を祝い、ルーブル美術館への感謝の証として、日本人芸術家をはじめ世界の有志が集い今年の10月に発刊されました。なんとハードカバーで、526ページもある作品集です!!

この本は、ルーブル美術館、ギメ東洋美術館、ケブランリ美術館、オルセー美術館でしか販売されていないとても貴重な物なんです^ ^

 

 

序文を読ませていただくと、

第一次世界大戦でフランスを勝利に導いた仏国首相ジョルジュ・クレマンソーはジャーナリスト、医者、芸術愛好家としての顔を持ち日本の美術品を多数所有しとても日本を愛していたこと。

 

ルーブル美術館は、日本の皆、特に東日本大震災の被災者の方に向けて連携の気持ちを伝えたいという気持ちを強く持ち、2012年4月から9月まで、東北三都市(岩手、宮城、福島)巡回展を開催したということ。

 

序文では特に、印象派画家の巨匠で光の画家として知られるクロード・モネについて深く描かれていました。

彼の代表作である睡蓮の連作は、モネの親友でもあったクレマンソーの提案であると言われています。

モネも日本を愛した画家のひとりで、東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重、葛飾北斎などの浮世絵をコレクションし、ジヴェルニーの自宅に飾られていることなど、フランスと日本の昔からある交流について、フランスも日本に色々な影響を受けていたことなどが書かれていました。

モネ、少し院長に似ている気がします^_^モネも素敵な庭を持ち沢山の草花を愛しました。

 

日本とフランスには、こんなにも昔から現在に至るまで芸術を通して交流があったなんて知りませんでした。

 

 

 

そして、この素晴らしい本には、摺り師、荒木直哉さんの素晴らしい作品が掲載されています!!

 

荒木さんの作品は、植物の要素・成分である木の葉、枝、つる、草々、木の実を主に使い、

魚拓の如く、墨を塗りつけ版化して、植物の輪郭を写し出し製作するというとてもシンプルかつ独創的なものです。

 

それでは、みなさんにも素晴らしい荒木直哉さんの本に掲載されている作品を、評論家の方の評価とともにご紹介します☆

 

「季節感が自然のままに伝わってくる。そしてなんとも言えぬ懐かしさがある。この作品の前に立つと、春になれば野山はこのような植物たちで賑やかになることを思い出す。」

 

「登場する大小のコントラスト、墨色の微妙な濃淡や、触感の相違などが目を楽しませる。葉脈の一本一本や、細い茎から別れる枝ぶりや、細やかな花穂の繊細な美しさなど、濃密な構図の中に沢山の見所がある。」

 

「あたかも植物たちの存在そのものを再生させるように、整斉と浮かび上がらせている。夏から冬へ、厳しい季節の間にふと救援する自然の気配が漂ってくる名品である。」

 

「均衡の取れた余白に目が吸い寄せられる。ここには玲瑠とした冬の空気が流れている。」

 

「やがては消えていく愛らしい植物たちの命が、このように大事に作品として再生されることに、心からの喜びを覚える。」

「題名がまさに言いえて妙であり、繊細な詩心、さらには洒落た遊び心がほのぼのと伝わってくる。」

 

「木や草や、いろいろな実が秋祭りのように辺りを彩る。心地よい秋風に吹かれながら野原を散歩しているような気持ちがしてくる。」

「作者の植物版画は、素材の植物をはじめ、画材の墨、紙、すべてが自然界から生まれたもので創られている。作者の無垢な感性と最も交換しうるのもまた純粋な自然なのに違いない。」

 

 

荒木直哉さんの作品の数々、いかがでしたでしょうか。どれもとても素晴らしいですよね^u^

難しいことは分かりませんが、私も荒木さんの作品を見せて頂いた時、とても繊細に映し出された葉脈に目がいき、植物たちの命を感じた気がしました。

止まっている版画なのに今にもゆらゆら動き出しそうで、その場にいるようなとても懐かしいポカポカした気持ちになりました。

 

荒木直哉さんは

「日本だけでなく、外国の素材も使えれば、その異国の空気、流れている時の一瞬でも捉えられると思う。今後やってみたい事項でもある。 」

とも語ってらっしゃいます。

 

きっと、その植物版画を見ただけで外国に行った気分になれるんでしょうね☆

どんどん広がる荒木直哉さんの世界が楽しみです!!

 

荒木直哉さん、院長はじめ横内醫院スタッフ一同、今後のご活躍楽しみにしております。

素敵な本をお贈り下さり、本当にありがとうございました☆

 

 

薬局Mでした。

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