横内醫院に長く通っていらっしゃる患者様にとっては今更のお話ですが、当院に初めて来院された際、院長の診察を受け、色々指導・説明があった後に、お薬が処方され、受付にて漢方薬の煎じ方の説明をします。
簡単に考えて頂くと、ティーバッグや煎茶の様な事ですので、一番煎じが一番濃くて効果も高く、二番、三番と煎じていくにつれ薄くなっていきます。
せっかくのお薬ですから沢山飲まれた方がより効果は高いですがそこは、患者さんそれぞれの体調等ありますので、ご無理はなさらずにということで。
ちなみに院長は五番煎じまで飲んでいます。
そして、患者さんによって二種類、三種類と何種類処方されるかは異なりますが、例えば三種類処方された場合、①、②、③から各1包ずつ、計で3包を鉄・アルミ以外の容器に入れて頂いて、とろ火で30分煎じていただくのですが・・・。
毎日、何人もの患者様がいらっしゃいますので、院長から色々指導・説明があった後の煎じ方の説明ですから、あまり理解できない方もいらっしゃるようで、お電話でお問い合わせ頂く事も多々あります。
その中でも、「二番煎じまではなんとか飲んでいるんだけど、三番煎じが飲めなくて、三番の漢方薬が余っちゃって。」というお電話。
この方、一番煎じは①を、二番煎じは②をと一包ずつ煎じていて、③の薬方が余ってしまっていたんです。
また、30分煎じないといけないところ、10分しか煎じていない患者さんもいらっしゃいました。
それから、一番煎じは濃すぎて、二番煎じぐらいなら飲めるんだけどとおっしゃる患者さんも。
飲みにくい場合はハチミツを入れたり、柿の種などおせんべいを食べながらや飴をなめながら等、工夫して飲んで下さい。
そして、当院でも販売していますが、煎じ器という便利な商品もございますので、きちんと毎日煎じて、飲むように頑張って下さい。
最近雑誌などでも漢方の効果が注目されていますが、院長のお薬はちまたで売られているものとは訳が違います。漢方薬の品質に、とてもこだわっていて、お米の質を評価する等級のように、一番品質の高い一等米レベルの生薬しか使っていません。
毎日煎じて飲むのは大変な事だと思いますが、せっかくの貴重なお薬ですので、きちんと煎じて、最大の効果を引き出せるように頑張って下さい。
そして、煎じ終わった薬包はネットに入れ漢方風呂にしたり、植木に撒いたり、最後まで無駄なく使って下さいね。
受付Tでした☆