先日、本屋さんで近藤誠先生の本のタイトルに少し驚いて買ってしまいました。
読んでみたら、もっと驚きました。
・・・「漢方薬はがんには効かない」と書かれており、漢方薬メーカーの津村の薬理研究所所長を務めた細谷英吉氏は
著書「漢方の科学」で「がんを治す漢方薬はありません」と20年前に明言し、今もこの説は覆されていません。・・・・・・
と書いてますが、この細谷さんはがんの専門家ではありませんし、中国の抗癌漢方の本は、沢山あり現に院長がたくさん持っています。
半枝蓮湯や二越婢などは院長が考えた抗癌漢方ですが、この薬にたどり着くまでには、かなりの努力で知識をつけ、試行錯誤したに違いありません!
だいたい、西洋医学のドクターたちは教科書通りの知識だけで今以上に勉強をしようともせず、忙しいという一言で済ませてしまい、本当に悩んでいる患者さんの立場に立っていません。
ですから、漢方薬なんか効かないと平気で非難し、もっと酷いドクターは「漢方薬で治療するならもう診ませんよ」
など、心無い言葉を浴びせ、当院の患者さんも悲しい思いをなさった患者さんも大勢います。
でもこちらから言わせてもらえば、御自身の両親、家族だったら抗癌剤をしますか?の質問に両親や家族には抗癌剤は絶対しないという医師がほとんどです。それは結末を知っているからなんです。
近藤先生も実しやかな話をたくさん書いていますが、御自分は放射線科の医師であり、がんの患者さんをひとりも治してないのに何が一番の効力なんて知るはずも無いことですよね。
牛乳が一番のサプリメントなどとも書いてあり恐ろしい本だと思いました。
アメリカではとっくに黒い牛乳などと言われているのに、日本は遅れているのか、酪農家を考えて批判的なことを言わずいるのか中々、発表しません。 ですからアレルギーの子供が増え続ける一方です。
がんも食事の欧米化で右肩上がりで増え続けてます。
院長がいつも言うように昔の日本人の体力と精神力は、日本の伝統の食事で作られてきたのだから、和食を食べるのが本来の姿である・・・・・。
私達も横内醫院で勤務してからは、牛肉、チーズ、バター、乳製品は御法度なので、友人の結婚式などで、どうしても避けられない場合のみ頂きますが、翌日は必ず調子が悪くなります。
何も知らずに近藤先生の本を読んだ人達が全てを信じて毎日、飲んでしまうと思うと残念でなりません。
患者さんの中に一番多いのはこのような売れている本を信じて人参ジュースを1日2ℓも飲んでいたり、末期になっていても玄米食に徹していたり、白い砂糖やうどんなど白いものは食べなかったり・・etc・・・・きりがありません。
もっと、しっかりした知識をもって取り組まないとドンドン悪化してしまい、腹水も貯留しているのに人参ジュースを飲むことで精一杯でカロリーが摂れず栄養失調になってしまって来院する患者さんも少なくありません。
私達も知識ある限り、患者さんにアドバイスしていますが残念ながら院長より売れている本を信じてしまう患者さんもいらっしゃいます。
温熱療法や湯治場、びわ温灸、温泉などなど・・・他にもたくさんありますが、院長は「自分が気持ちいいと思うならやってもいいよ」と話しています。
特にサプリメントは100パーセントの患者さんが服用していますが、日本で一番売れているのがサプリメントです。
院長も開業してからはいろんな、サプリメント会社からお話があったそうで、その当時すべての会社を呼んでテストしたそうです。
結果は、御想像にお任せします。
病気になると不安なあまり、様々な情報に囚われがちですが、御自身の身体ですので病気と向き合って良く考えて試されたほうが良いと思います。
治った!と聞くと藁にもすがりたい思いですが完治なのか?ただ単にガンが小さくなっただけなのかできれば御本人にお会いして伺ってもいいかもしれませんね。
先日、完治しお薬が卒業になった向井先生の著書「末期ガン科学者の生還」はとても分かりやすくガン治療に対する理解を深められる本だと思いますので、悩める患者さんは是非一度お読みくださると明るい兆しが見えてくると思います。
当院にもお分けできるように部数がありますので、ご来院時にお声がけください。