テレビで「アップリサイクル」という話題を取り上げていました。
これまでゴミとして処分されていたものを、アイデアを駆使し、デザインを加えたリサイクルのことです。
現代の日本はゴミが溢れていて、その大量の廃棄物に対して、対策が検討されています。
コーヒーチェーン「プロント」は、コーヒー豆のかすを再利用した植木鉢「CAFE TSUCHIKO(カフェ ツチコ)」を商品化しています。
プロントでは、毎日2トンのコーヒー豆のかすが廃棄されています。凄い量で驚きました。
ツチコはコーヒー豆のかす30%、杉の間伐材70%でできた100%植物由来の植木鉢。中で育てた植物が大きくなって庭などに植え替える際、鉢ごと植えることができ、不要となったときは、砕いて埋めると土に還る、まさしくエコな商品です。
植木鉢の機能としても、細かな空気穴があるため十分な空気を取り込むことができ、根腐れが起きにくい強みがあるそうです。
開発に着手したのは約3年前。メーカーでリサイクルへの取り組みが進むなか、薄利多売の外食産業は全体的に遅れていて、プロントでは新たな技術開発に取り組んでいたそうです。
飛行機のシートベルトや、車のエアバックを、カバンやジャケットにしているデザイナーさんも紹介されていました。
今まで、政治や経済、環境問題など、疎かったのですが、院長が毎日、新聞の切り抜きをして、時事問題や世界情勢に目を向け、アンテナを張りめぐらせ、スタッフに教えて下さっています。
アップリサイクルが進んで、今まで破棄されていたものが、再利用される事は今の日本にとって考え方の問題でもとても大切ですよね。
皆さんも、アップリサイクルの品物があれば目に留めてみて下さい!
婦長でした。